気づき

人生を変えたのは「ダメ出し」だった。出会いではなく“受け取り方”の話

こんにちは、ジンです。

今日は少し、僕の原点の話をします。


18点から始まった話

高校受験のとき、短期で通った塾がありました。

最初に実力を見るためのテストを受けたんです。

5教科合計、18点。

今でも覚えています。

テスト時間は無制限。
記号問題なし。
空白はNG。

分からなくても必ず何かを書くというルールでした。

うろ覚えの知識。
勝手に作った公式。
無理やりの理屈。

それでも全部埋めて提出しました。

先生は僕の目の前で採点していきます。

次々とバツがつく。

正直、気分はよくなかった。

そして採点が終わったとき、先生が言いました。

「君って頭がいいんだね」

最初は、バカにされたと思いました。

18点ですよ?

頭がいいわけがない。

でも先生は続けました。

「全部書いてる。分からなくても考えてる。それは才能だよ」

その瞬間、僕の中で何かが変わりました。


出会いが変えたのではない

よく「出会いが人生を変える」と言います。

確かに、あの先生との出会いは大きかった。

でも今振り返ると、人生を変えたのは出会いそのものではない。

受け取り方だったと思っています。

もしあのとき、

「バカにされた」と思い込んだまま終わっていたら、

きっと塾はすぐ辞めていたでしょう。

学校に通っても成績が悪かった。
だから塾に行ったのに、そこで傷つくなら意味がない。

そうやって自分を守っていたはずです。

でも僕には一つだけ、強い目的がありました。

次のテストで成績が上がれば推薦を取ってくれるという条件。

僕は遅刻もしない。
欠席もない。
問題も起こしていない。

ただ勉強が嫌いだっただけ。

でも推薦は欲しかった。

つまり成績は目的ではなく、手段だったんです。

目的があったから、先生の言葉を

「否定」ではなく
「ヒント」として受け取れた。


ダメ出しはヒントになる

それから僕は勉強のやり方を変えました。

暗記ではなく、イメージする。

公式を丸暗記するのではなく、頭の中で図を描く。場面を想像する。

この思考法はその後もずっと役に立っています。

経営も、目標設定も、すべてイメージから始まる。

あのダメ出しが、僕の思考の土台を作ったんです。

もしあの時逃げていたら、ダメ出しを避ける人生になっていたと思います。

指摘されない場所を選び、
安全な環境を選び、
傷つかない生き方をしていたかもしれない。

でも今の僕は逆です。


プロに見てもらうという選択

例えばスキー。

めちゃくちゃ上手いわけではありません。

でも毎回、指導員の仲間にマンツーマンで見てもらいます。

この歳で、趣味の世界で、ダメ出しをされる。

正直、悔しい。

でも、それ以上に楽しい。

なぜか。

課題が見えるから。

できないことが、できるようになるから。

ただ滑るのが楽しいのではなく、

指摘される。
修正する。
体と向き合う。
変化を感じる。

このプロセスが面白い。

だから僕の趣味の先には、いつもプロがいる。

プロに見てもらい、
プロに指摘され、
プロを真似る。

その妥協のなさが、人生を面白くしてくれています。


三神会というもう一つの学び場

そしてもう一つ。

僕の人生を楽しませてくれている場所があります。

三神会という町会の組織です。

僕は会長という立場で牽引していますが、そこには僕より年上の素晴らしい人たちがたくさんいる。

利益で集まった関係ではない。

だからこそ、本音で話してくれる。

遠慮のない意見や指摘が飛んでくる。

経営の世界では立場がある。

でも町会では、一人の人間として向き合わされる。

生き方はそれでいいのか?
考えは甘くないか?

その問いを投げかけてもらえる。

ああ、今の自分はちゃんと生きているか。

それを確認できる場所なんです。


出会いを材料にできるか

本も、講演会も、セミナーも同じ。

出会うだけでは情報。

感動して終われば記憶で終わる。

でも受け取り方を変えれば、人生を動かす材料になる。

同じ本を読んでも、

「いい話だった」で終わる人と
「一つやってみよう」と動く人。

違いは能力ではなく、受け取り方。

人生を変える人の共通点は、

ダメ出しを歓迎できること。

否定と受け取るか。
ヒントと受け取るか。

そこで未来は分かれる。


まとめ

今、僕が人生を楽しめているのは、何か特別な成功をしたからではありません。

常に自分より上の人に見てもらっていること。
課題をもらい、修正し、少しずつ前に進んでいること。

その状態が楽しい。

あのとき塾を辞めていたら、きっと今の僕はいない。

出会いをきっかけで終わらせるか。
人生を変える材料にするか。

選ぶのは自分です。

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