こんにちは、GMラボのジンです。
今日は、美容師として働くすべての人に
最初にひとつだけ問いかけたいことがあります。
あなたは、お客様から「選ばれる理由」を持っていますか?
技術が上手いから?
話が合うから?
手際がいいから?
SNSが映えるから?
そのどれも正しいようで、
実は決定打にはなっていません。
なぜなら──
今の美容業界は選ばれる側が圧倒的に多いからです。
美容室は26万軒以上。
技術者も年々増え、レベルは平均して高くなっています。
つまり、
「美容師はみんな上手い」が前提の時代。
その中で働く僕たちには
価値が必要です。
それも 自分だけの価値。
多くの美容師が勘違いしている価値の正体
美容師はどうしても、価値=技術だと思いがちです。
僕もまさにそうでした。
若い頃は
「技術さえあれば絶対勝てる」
「上手ければお客様はついてくる」
そう信じて疑わなかった。
コンテストで賞を取れば天狗になり、
自分の提案を押し付ける。
お客様の本当の要望より、自分の正しさを優先してしまう。
もちろん、それでは選ばれません。
独立して、スタッフを抱えて、お客様と向き合って…
ようやく気づきました。
美容師の価値は、技術の上手さだけでは決まらない。
価値の大部分をつくるのは、
人としての姿勢、態度、気遣い、信頼、そして安心感。
お客様は髪を切りに来ているけれど、
実は「あなた」という人を買っています。
値下げは価値を下げる行為である
美容室が増え、競争が激しくなると、
ついこう思ってしまうものです。
「値段を下げればお客様が来てくれるかも」
でもこれは仕事を苦しくする始まりです。
値下げは、お客様にとって
「この人はこの程度の価値なのかな?」
というメッセージになる。
もちろん、値段を下げたくなる気持ちはわかる。
僕もそう思った時期があります。
だけど、本当にすべきことは違う。
価値を下げるのではなく、価値を上げること。
同じ料金をいただくなら、
その料金にふさわしい価値を身につける。
これが、美容師人生を長く、豊かにする道です。
では、価値ある美容師とはどんな人か?
まず最初に書きたいのは
「お客様の心を動かせる美容師」 です。
満足してもらう
↓
安心してもらう
↓
元気になって帰る
↓
また来たいと思ってもらう
この一連の体験こそが価値。
そのために必要なのは、技術だけではありません。
声のトーン
表情
姿勢
気づく力
空気感
話すタイミング
約束を守る力
誠実さ
こういう目に見えない部分が、
技術以上にお客様の心を動かします。
価値を上げるために、今日からできること
難しいことは何もありません。
美容師歴に関係なくできることだけを書きます。
・笑顔を作る
とてもシンプルだけど、大きな武器。
・姿勢を整える
スッと立つだけで、お客様の安心度が上がる。
・お客様の名前を呼ぶ
名前を呼ばれて嫌な人はいない。
・変化に気づく
髪・肌・服・声・気分。
この“気づき”の力が価値になる。
・施術の理由を言葉にする
ただ切るだけでは価値にならない。
「なぜそうするのか」これが大事。
・時間と約束を守る
信頼を積むもっとも確実な方法。
・自分の機嫌を仕事に持ち込まない
プロの条件。
・常連さんを大切にする
価格以上の価値を感じてもらえる。
シンプルなことの積み重ねが、
技術以上の価値を生みます。
価値は、今日から変えられる
最後にもう一度、冒頭の問いに戻ります。
あなたは、お客様から選ばれる理由を持っていますか?
選ばれる美容師とは、
技術が飛び抜けている人ではなく、
この人にまた会いたい
と思ってもらえる美容師です。
あなたの価値は、
今日の行動でいくらでも上げられる。
そして、価値が上がるほど、
美容師という仕事はもっと楽しくなり、
もっと豊かになる。
そのための気づきを
今日もGMラボで伝えていきたいと思います。
次回は、今日お話しした“価値”をさらに深めていきます。
技術が上手い・接客が丁寧──
そこまでは多くの美容師がたどり着けます。
でも本当に選ばれるようになるのは、
「自分の強み × 趣味 × 経験」
という掛け算の価値を持つ美容師。
これができると、
技術以外の部分で“あなたにしかできない特別”が生まれます。
僕自身、好きだったカメラやキャンプ、釣りや旅…
若い頃の趣味が、今になって大きな価値につながっていると感じます。
あなたにも必ず掛け算の種がある。
次回はその見つけ方、育て方を深掘りします。
どうぞ楽しみにしていてください。














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