こんにちは、GMラボのジンです。
以前のブログで「ありがとう」という感謝の気持ちについて書きました。
ありがとうは魔法の言葉
僕自身、仕事でも日常でもありがとうを意識するだけで、見えてくる景色が変わってくることを実感してきました。
そして今日は、その延長線にある 「謙虚さ」 についてお話ししたいと思います。
謙虚さというと、誰かに頭を下げたり、自分を控えめに表現するイメージを持つ人も多いかもしれません。
でも、本当の謙虚さは自分を下げることではありません。
自分を客観的に見つめ、相手を尊重できる余裕のこと。
そしてその対象は、お客様だけではなく、先輩にも仲間にも、そして世の中全体にも向けるものです。
謙虚さは「下を向くこと」ではない
美容師という仕事は、技術職であり、接客業でもあり、人間力が問われる職業です。
技術があることは当たり前で、そこに「この人に任せたい」と思ってもらえる期待と信頼が必要になります。
そして多くの人が誤解しやすいのが、「謙虚=自信がない」というイメージ。
実はその逆で、謙虚な人ほど芯が強いんです。
なぜなら、
謙虚さとは、自分の未熟さを受け止める強さ
だからです。
「まだ学べる」「もっと良くできる」と思っている人は、どんな立場になっても成長し続けることができます。
謙虚さが失われると成長が止まる
人はうまくいくときほど、自分の力だと錯覚しがちです。
お客様から褒めてもらったり、数字が伸びたりすると、つい浮かれてしまう。
でも、その瞬間に心のどこかで
「もう大丈夫だろう」
という気持ちが生まれてしまうんですね。
謙虚さがなくなると、
意見を素直に聞けなくなる
アドバイスが刺さらなくなる
お客様の希望より自分の正しさを優先してしまう
結果として、人間関係も仕事もどこかで歪みが生まれます。
僕は何度も、その失敗を経験しました。
【ジンの実体験】天狗になったあの頃
僕が若い頃は、とにかく技術にのめり込んでいました。
寝る間も惜しんで練習し、誰よりも早くサロンに入り、遅く帰る。
コンテストにも出まくって、上位に入ったり優勝したりすることも増えました。
するとどうなるか。
…そうです。天狗になりました。
今思い返すと、ぞっとするくらい恥ずかしいんですが、
当時の僕はお客様の希望よりも
「自分のセンスを見せたい」
「これが正しい」
という押しつけが強かったんです。
もちろんこれではお客様からは信頼を得られるはずがありません。
僕は一体誰のために美容師をやっているのか?
そのシンプルな問いに答えられなかったんです。
そこで初めて気づきました。
お客様が来てくれて初めて仕事は成り立つ。
技術の上達は大切だけど、
人の気持ちを置き去りにしては何の意味もない。
その後、僕は独立しました。
「お客様を大切にするお店をつくりたい」と心から思ったからです。
この経験が、僕の中で謙虚さの定義を大きく変えてくれました。
謙虚さは「お客様だけ」に向けるものではない
美容師はお客様に対して丁寧であることが当然。
でも、本当の謙虚さはそれだけではありません。
◎ 先輩への謙虚さ
数年経験を重ねると、後輩もできて、教える立場にもなります。
でも、そこで「自分はもうわかっている」と思ってしまうと危険。
先輩の一言は、経験者だからこそわかる本質が詰まっています。
謙虚さがある人は、
「お客様に褒められたのは先輩のおかげ」
と受け止められる。こんな気持ちがお客様にも伝わるんです。
◎ 仲間への謙虚さ
後輩でも同期でも、誰の言葉にも真実があります。
謙虚さがある人は、年齢や立場に関係なく学べる。
人は立場ではなく姿勢で成長するんです。
◎ 世の中への謙虚さ
さらに大切なのが、社会に対する謙虚さ。
電気・水・物流・材料・メーカー・地域の人たち。
僕たちが毎日仕事できているのは、
目には見えないたくさんの人たちと仕組みが支えてくれているから。
それに気づける人は仕事に対して誠実になるし、
人への優しさも自然と増えていきます。
GMラボ式メソッド:謙虚さを育てる3つの習慣
① 「ありがとう」「おかげさま」を欠かさない
感謝と言葉はセットです。
小さなことにも ありがとう を伝える習慣は、謙虚さの原点になります。
② 「わからない」と言える勇気
知らないことを認めるのは恥ではなく、強さです。
「教えてください」と言える人の方が、何倍も早く成長します。
③ 支えられていることに気づく
自分の力だけで仕事は成り立っていない。
お客様・仲間・社会。
そのすべてで自分が生かされていることに気づけると、感謝と謙虚さは自然と深まります。
まとめ|謙虚な人は、成長し続ける
謙虚さは、自分を下げる態度ではありません。
心を開き、学びを受け入れる柔らかさ。
そして感謝は、
目の前の当たり前に気づく力。
この2つがある人は、どんな立場になっても成長し続けられます。
逆に、プライドで固まってしまうと、学ぶ余地がなくなり人間関係も閉じていきます。
美容師として、人として、
そしてひとりの社会人として、
これからも「ありがとう」と「おかげさま」を忘れずにいきたいですね。














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