こんにちは、GMラボのジンです。
これまで連載でお伝えしてきた「目標達成の流れ」を、今日は一気にダイジェストでまとめてお伝えします。
「部分的には読んだけど、全体像を整理したい」
「これから本格的に目標設定をやってみたい」
そんな方のために、シンプルかつ実践的に解説していきます。
1. 願望を明確にする
すべての出発点は「自分は何を望んでいるのか?」をはっきりさせることです。
多くの人は「なんとなく頑張りたい」程度の曖昧な状態で日々を過ごしています。
しかし、行き先が曖昧なままでは努力が散漫になり、成果につながりません。
まずは人生のさまざまな分野(仕事・家庭・健康・学び・趣味など)に分けて、具体的に言葉にすること。
例:
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「スタイリストデビューして、半年以内に指名を10人持つ」
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「3か月でTOEICを100点伸ばす」
小さくても構いません。大切なのは、言葉にすることです。
2. 優先順位を決める
すべての願望を同時に叶えようとすると、どれも中途半端になります。
ここで必要なのが「優先順位」を決めること。
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今の自分にとって一番大事なことは何か?
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1年後の自分が喜ぶのはどんな成果か?
こうした問いを立てて、やることに順番をつけます。
優先順位は、迷ったときに進む道を教えてくれる「コンパス」の役割を果たします。
3. 行動計画を作る
次にやるべきは「計画」です。
計画といっても大げさなものではなく、「何を・いつまでに・どんな方法でやるか」を決めること。数値化し、測定可能にするのがポイント
例えば美容師であれば:
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「毎週月曜に2スタイルのカットを練習する」
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「1か月でカラーの塗布スピードを平均5分短縮する」
社会人であれば:
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「毎朝7時から15分、英単語帳を開く」
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「週に1冊は業界の本を読む」
曖昧な願望を、具体的な行動に落とし込むことがポイントです。
4. 習慣化する
計画を立てても、三日坊主で終わってしまう人は多いものです。
ここで必要なのが「小さな行動を仕組み化して習慣にする」ことです。
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「毎日1時間勉強」ではなく「1ページ読む」
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「毎日練習」ではなく「ハサミを1回持つ」
小さすぎるくらいの行動から始めれば、人は自然と続けられます。
さらに、環境を整えることも大事です。
本を机に置きっぱなしにする、シャンプー台に道具をすぐ出せるようにしておく。
こうした「やらざるを得ない仕組み」が習慣を支えます。
5. 成果を振り返る
行動したら、必ず振り返りましょう。
ここで大切なのは「反省」ではなく「成長の確認」です。
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良かった点
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課題点
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次にどう修正するか
これを数字や事実で確認するのが理想です。
例:
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「今月は10スタイル仕上げられた」
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「正答率が70%から80%に伸びた」
数字が小さくても構いません。改善点を修正しながら繰り返すことで、必ず成果は積み上がっていきます。
6. 仲間と共有する
最後にお伝えしたいのは「仲間と共有する力」です。
一人では続けにくいことも、仲間と一緒なら驚くほど続きます。
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美容師同士で営業中に声をかけ合いながら練習する
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社会人同士で週1回の勉強報告をし合う
大切なのは「批判」ではなく「応援し合う」こと。
仲間と支え合えば、目標達成のスピードは何倍にも加速します。
まとめ
目標達成の5つの流れは、
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願望を明確にする
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優先順位を決める
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行動計画を作る
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習慣化する
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成果を振り返る
そして仲間と共有する
という一連のサイクルです。
これを知識で終わらせるのではなく、ぜひ今日から一歩ずつ実践してみてください。
未来の自分は、今のあなたの決断に必ず感謝します。
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